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<習志野市袖ケ浦地区の取り組み> その3:いっしょにあそぼう!


「すくすくサロン」看板
すくすくサロン案内。○○○○○○○○○○○○

「すくすくサロン」
○○○○○○○○○○○○○

「 サロン=世間話の場所? 」

 7月16日の10時過ぎ、地区公民館1階にある子ども室に、続々と親子連れが集まってくる。袖ケ浦地区が行っている子育てサロンー「いっしょにあそぼう  すくすくサロン」ーの参加者たちだ。
 「ひと月で、随分大きくなったわねぇ」「すっかり女の子らしくなって」
 ピンクのエプロンを付けた児童委員が、受付に来た親子に名札を渡しながら、子どもの成長について、笑顔で話しかけている。

 袖ケ浦地区では、平成17年より年9回(1、4、8月は開催なし)、第3木曜日の10時半から12時までの1時間半、就学前の乳幼児とその保護者を対象とした子育てサロンを開催している。参加者の多くは、地区内に居住する1歳半から3歳までの幼児だが、ようやく首がすわった乳児もいれば、遠方からの参加者もいたりと様々で、毎回15〜20組ほどの親子が訪れるということだ。

 受付を済ませた親子は、サロン開始時刻である10時半になっても、児童委員を交えて育児話に夢中になっている。親の話が長いことを知ってか、ひと足先に部屋で走り回っている子どももいる。
 「基本的に、最初は自由に遊んでもらって、その後に絵本の読み聞かせやリズム体操などをやっています」とは、このサロンの責任者である主任児童委員の加藤○○さん。厳密に時間を設定し、プログラムを順次行っていくということはしていないそうだ。参加者同士の会話が弾んでいれば、残り時間でできる催し物を考えて、絵本の読み聞かせやリズム体操を行うようにしている。あくまで、「親子の居場所作り」、「親子同士の仲間作り」の場として、サロンを考えているということだ。

 当初からこのサロンでは、育児で悩む母親支援に重きを置き、会話の時間を大切にしている。月齢の異なる子を持つ親同士が、自分の体験談を披露し、児童委員がそれに言葉を添える。「相談会」といった形式ばったことはせず、来館時やサロン開始当初、終了後に、世間話の延長として耳を傾けるようにしている。その言葉の添え方一つにも、スタッフのさりげない気遣いがある。子どもを交えて会話をする際、お母さんよりもむしろ子どもに話しかけるように、その成長を褒める。四六時中、一緒にいるお母さんが気付きにくいわが子の成長を、実感させるように笑顔で話しかけているのだ。(肉付け&補足が必要○○○)
 参加者からも、こうした時間について「安心して子どもを自由に遊ばせとけるし、他のお母さんとゆっくり話す時間が取れるのは嬉しいです」と、評判も上々だ。(肉付け&補足が必要○○○)


「すくすくサロン」
習志野市こどもセンターの所長○○さん。○○○○○○○○○○○○○

「すくすくサロン」案内パンフ
「すくすくサロン」案内パンフレット。○○○○○○○○○

「すくすくサロン」アイテム
すくすくサロンで使用する○○。○○○○○○○○○

「 児童委員は何もしない!? 」

 育児話がひと段落した頃、「習志野市こどもセンター(下記Q&A)」の所長○○○○さんが来館。世間話でざわついていた会場が一転し、親子のスキンシップの場に早変わりする。「グー・チョキ・パーで何つくろう」や「○○○○○(くすぐる体操の名称)」、「アンパンマン体操」といったリズム体操を30分かけて行っていく。終了しても、ひとり呟きながら踊りを繰り返す子どもがいるほど、人気のあるプログラムだ。(肉付け&補足が必要○○○)
 その他、……(肉付け&補足が必要○○○)

 終了時刻である12時になると、児童委員さんの大号令のもと、参加した親子自らが一斉に片付けを始める。このサロンでは、あくまで児童委員は参加者を見守るだけ。参加者自らが片付けを行うことはもちろん、月によっては参加者自ら企画した工作教室や○○○、○○○といったことも行っている。提供されたものを行うだけではない、参加者主体のサロン運営を行っているのだ。

 なぜ、参加者主体のサロン運営でなければいけないのか? 高橋会長に尋ねてみると、「今のお母さんたちは、受け身の人が多いのよね」と、その理由を話す。毎回、参加する親子にプレゼントやお菓子を出したりと、いたれりつくせりの過度なもてなしは、子育てをする親の自主性・主体性が育たないと考えているようだ。これには、この地区の置かれている現状や育児環境の変化といったものが少なからず影響している。

 10年ほど前まで、袖ケ浦ショッピングセンターや地区内の公園には、喧騒ともいえる子どもの遊び声がいつも響き渡っていたという。しかし、時代を経るにつれ、核家族化と並行して、居住者の高齢化が進み、現在の高齢化率は市内No.1の27.8%。以前までは、子どもの遊び場が同時に親同士の交流の場でもあったはずだが、最近では外で遊ぶ子どもの声を聞くことすら、少なくなったようだ。そうなると、ますます子育て家族同士の交流は薄れ、親子の「居場所」を、地区の中に見つけることが難しくなってきたののかもしれない。

 子育て中の親は、身近にすぐ頼れる人もおらず、すべて自分の手で育児を行わなければいけないことになる。それは、自ずと負担感や孤独感を背負ってしまうことに繋がっていったのではないだろうか? どこにどんな施設やサービスがあるのかわからず、受け身にならざるを得ない環境に置かれているのではないだろうか? もちろん、積極的に外へ出て行く人も多いだろう。しかし、そういった環境からなかなか一歩を踏み出せない人たちこそ、児童委員が来てほしいと願う対象者のはずだ。 高橋会長のいう「受け身」である親とは、この対象者のことだ。

 育児を終えた諸先輩からは、「人に何かをしてもらうまで待っている」と見えてしまうかもしれないが、その態度には積極的な交流やアドバイスを受けることに慣れていないということもあるだろう。「いっしょにあそぼう」というこのサロンの名称には、そういった親同士が自主的に仲間作りをしていってほしいという、袖ケ浦地区児童委員の願いが込められているのだ。(肉付け&補足が必要〜卒業後のサークル〜○○○)

 このサロンも、今でこそ参加者が主体的に企画や○○○を行ってはいるが、当初は開催しても参加者がなかなか集まらなかったという。地区内の交流を半ば絶っている子育て家庭へまで、開催案内のPRが届いていなかったからだ。そのため、地区の児童委員は、様々な所でサロンのPRを行っていくことになる。


児童委員の寺脇さん
民生委員・児童委員の寺脇○○さん。平成17年当時、主任児童委員としてこのサロンの立ち上げに携わる。現在は、児童委員として、クリスマス会用のケーキ作りに腕をふるっている。

主任児童委員の加藤さん
主任児童委員の加藤○○さん。平成○○年に、寺脇さんから責任者の役目を引き継ぎ、内容の企画や準備、運営等全般を任されている。

「 顔の見える関係を作る 」

 習志野市子育て支援課では、平成○○より乳児を対象とした「ブックスタート事業」を開催している。この事業は、「絵本を通して、乳児と保護者が心ふれあうひと時を持つきっかけ」になればと、1992年にイギリスで開始されたものだ。日本には、2000年に紹介されてから、現在までに全国700を超える市区町村が実施しており、千葉県でも習志野市ほか20市町村で実施しているところだ(※1)。

 習志野市では、市内11か所にあるヘルスステーション(※2)で行う4カ月検診時に、あわせてこの事業を行っている。そこに、地区の児童委員は、平成20年から絵本「いないいないばぁ」の配付役として参加している。
 「せっかく検診時に会話しても、なかなか連絡先の交換までは……」というお母さんもきっと多いだろう。そうした時、児童委員によるサロンの案内は、渡りに船だ。実際、7月のサロンでは「検診の時に知り合って、ここにも一緒に来るようになりました」と、検診時に連絡先を交換して連れ立ってきた参加者もいた。

 また、加藤さんは「一人ひとりに話しかけながら、渡すことが大事だと思います」と話す。顔をあわせて案内するだけでも、サロンに来る垣根はだいぶ低くなるだろう。それに加え、地区内には『育児について相談できる児童委員』がいることを知ってもらうには絶好の機会だ。何より顔の見える関係を作っていくことこそ、子育て支援の第一歩だと考えているようだ。

 その他、袖ケ浦地区では、10ヶ月児を対象とした健康相談時や、前述の地区社協だより「ふれあい袖ケ浦」にも開催ごとにきちんと案内を出している。また、地区社協の事務所が入る公民館で、対象となる親子を見つけては積極的に声をかけているということだ。以前は、「参加者が集まるか心配で、日中に公園まで行って、対象となりそうな親子にサロンのチラシを配って歩いたこともありました」とは、発足当時の責任者であった寺脇さん。現在では、こうしたPRのおかげで、引きも切らさず参加者が集まるようになっている。
 それでも、地区内には、まだまだ多くの対象者がいるのだそうだ。きっと、サロンを知っていても、行くきっかけが掴めない人も多いはずだ。その親子に声を届けるには、これまでと同様に地道なPR活動の積み重ねしかないだろう。加藤さんも、交流・相談の場として、サロンを活用してもらえるよう「今後も積極的に、児童委員とサロンのPRを行っていきたい」と、今後の抱負を語ってくれた。(肉付け&補足が必要○○○)


「楽しんでいますか?」

 「どのような運営をしていくか」「どのようなプログラムを行うか」「どのようにサロンのPRを行っていくか」
 子育てサロンを行っているところであれば、そうした悩みを持つところは多いだろう。ただ、その正確な答えを、他地区に求めることは難しい。ここまでに紹介した袖ケ浦地区では、地区の現状を踏まえたうえで、「子育て支援」の一環としてサロンを運営している。そして、その方針を「参加者主体」、「会話重視のプログラム」と決めている。あくまで、サロンは「子育て支援」への一つの手段だと捉えているのだ。皆さんも「地区には何が必要なのか」、地区の現状(環境や社会的資源等)をよくよく見つめたうえで、それに応じた「子育て支援」を見つけていくしかないだろう。(肉付け&補足○○○)

 袖ケ浦地区の子育て支援において見習うべき点は、対象者への姿勢とPRの方法だろう。地区の児童委員は、市でも社協の事業でも、活用できる事業には積極的に赴き、サロンをPRし、対象者と顔の見える関係を作っていくことに心を砕いている。それが、「来てほしい」「助けてあげたい」と願う対象者支援への大きな第一歩になると考えているからだ。(肉付け&補足○○○)
 「児童委員がそこまでやらなくても…」という声が聞こえてきそうだが、顔の見える関係を作ることが、結果的には児童委員活動の円滑化や負担軽減に繋がっていくはずだ。「何事も前向きに、楽しくやらなきゃ損!」と高橋会長が話すように、児童委員自身が活動の中に楽しさを見つけてくことも、長く続けていくには大事なことだろう。きっと、そういった皆さんの思いや姿勢というものは、参加者に自然と伝わっていくはずだ。(肉付け&補足○○○)

Q.こどもセンターとは?
Anser:ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

(※1):NPO法人「ブックスタート」ホームページより引用(URL:http://www.bookstart.net/)




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